代表の挨拶

©N係長

弱者男性、元技能実習生も”社会的難民”です

西宮市のつどい場『レフュジーズ』を運営する、代表のN係長と申します。

HOMEでも触れましたが、私は弱者男性をネガティブな意味で捉えておりません。

ひきこもりが”社会的難民”という言葉で言い換えるべきであると同様、弱者男性も”社会的難民”の一形態です。

だれもが好きでそうなったわけではありません。元技能実習生の方々も同様です。

上記に該当する方々は「精神障害、発達障害でフルタイムで働けない」「日常・社会生活で生きづらい」「非正規雇用、低年収の状態、あるいは無職の状態で今後どのように人生設計をしていくべきか」

そのようなお悩みを抱えている。昨今の、すぐ本人の自己責任に帰する風潮は誤りであると考えております。

とはいえ、現状の日本では、精神障害や発達障害などで働けない男性陣を「弱者」「自己責任」とレッテル張りし、行きつく先はホームレスとなり炊き出しにでも参加すればよいと見放す。

ですが、そうなる前に何らかの行政や民間の支援があるべきではないでしょうか。

このたび「レフュジーズ」を立ち上げた理由の一つがまさにそれです。

代表(N係長):自己紹介

代表である私自身も精神障碍者手帳(手帳3級)を保有し、言語障害、発達障害なども抱えながら非常に苦しい生活を送っております。

言語障害とは機能性構音障害というもので、「し」の発音が「ひ」に聞こえる。私は「イ段」の音がすべて歪んでおりました。20歳のころに民間の発音教室に通いましたが、いまだ完治しておりません。

小中学生のころから、「滑舌が悪い」とよくからかわれたものでした。今も社会生活の中で「なんて言っているの笑」とバカにされることが多いです。

もちろん私のようなレアケースもあるかと思いますが、精神障害や発達障害を抱え、他者とコミュニケーションがうまく取れず、十分にご自身の能力を発揮できず苦しんでおられる方は多いと思います。

そのような当事者同士が集まり、情報交換をしたり、スポーツ交流をしたりと、そのようなケアが必要であると痛感する日々です。

お互いにエンパワーメントをしていけるような互助団体となり、私たち自身や地元の方々の社会福祉の向上に貢献できましたら嬉しく思います。

一応、代表として西宮市のつどい場という制度をお借りして、ボランティア団体「弱者男性 友の会」を立ち上げましたが、力不足を痛感しております。

ぜひ、当事者の方、サポート・支援をしていただける方、関係各位の皆様方にお力添えいただけましたら幸いです。

今後とも皆様のご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。

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