AI(ChatGPT)に聞いてみました。
「西宮市100周年のイベントや行事で、食料品や生活雑貨など、無償の経済支援を受けられるようなものはありますか?」
回答は以下の通りです。
「西宮市100周年の公式イベントにおいて、食料品や生活雑貨などの無償提供を目的とした経済支援は確認されていません。」
もうこの時点で、低所得者、貧困世帯には「無用のイベント」であることが分かりました。
政治とは、弱い者のためにある。私の考え方です。消費税という逆進性のある税制度も、税の公平性という部分で、一定の評価はできます。しかし、集められた税金の再配分に関しては、社会で困っている方に向けられるべきでしょう。
西宮市政100周年だと浮かれるのは構いませんが、結局はただのお祭りかい!お祭り要素は多少あってもいいです。結婚式など、祝いの席で、下戸の方であってもお酒は少々お付き合いを。私も承知しております。しかし、市政運営の根っこにある、貧困世帯に対する経済支援が置き去りにされるのはいかがなものか。市政100周年の行事やイベントは方向性を見失っているとしか思えません。
※消費税の逆進性とは、所得の低い人が負担の大きくなる税金のことを指します。本来、税金は所得の高い方に相応の負担を求めるもの。所得税がそうですね。消費税はその点が「逆」となっているので、逆進性のある税制となります。
西宮市の石井としろう市長のHPをのぞいてみると、学生さんらの吹奏楽団で盛り上がり、この市政100周年を機会にリニューアルした市役所前広場にて、記念の植樹式を行ったと満面の笑み。
この笑顔で救われる西宮市の貧困世帯が果たしているのでしょうか。
兵庫県が実施した「令和5年度 少子対策・子育て支援に関する県民意識調査」によると、個人年収が200万円未満の割合は27.6%でした。
西宮市での統計は出ていないので推測するしかありませんが、西宮市の総人口が約48万人。そのうちの27.6%なので、約13万人が貧困世帯にあたると考えてよいでしょう。
税金の使い道として、これら13万人の方が望む行事やイベントは、無償の経済支援のはずです。
「他でもやってますから」という回答は、今時のAIには通用しません。ChatGPTで検索してみると、西宮社会福祉協議会が主催した「にしのみやつながるフードパントリー」は2023年実施の過去のもの。
2番目に出てきた「子ども食堂」も、民間団体が細々とやっているもの。対象者は子供だけ。幅広い層に食支援を届けるものではありません。
3番目は「フードドライブ」。西宮市が、一般家庭から食料品を集めて、フードバンク関西に寄付するシステム。令和7年度4月のデータのみ閲覧でき、その量はたったの68kg。フードドライブ自体が認知されていないのも原因か。私も聞いたことありませんでした。であれば、広報活動を積極的にYoutube等で発信していけばよいだけ。そういう努力がない。
4番目は「食のセーフティネット事業」。認定NPO法人のフードバンク関西が行っている事業です。
解雇や倒産などで職を失ったり、家庭事情で働けなくなったりと、さまざまな理由で一時的に困窮した市民への食支援として、食のセーフティネット事業を展開しています。
事業協定を結んだ行政や民間事業所、あるいは個人からの緊急の支援要請を受けて、1人当たり数日~1週間分の「食品パック」を無償提供しています。
困窮状態の中でひとまず食を得て、次の解決策に向かえるよう支援する取り組みです。
過去に実施されたイベントが1番目に出てきたり、あとは民間団体頼みのものばかり。西宮市民として忸怩たる思いでいっぱいです。
西宮市100周年を祝う気にはとてもではないが、、なれませんね。
私がこんなことを言えば、行政は「だったら、”みすてたアカンで”さんが自分たちの気に入るようなイベントをやればいいんじゃないですかぁ?」とまたまた木で鼻をくくった対応をされます。
西宮市の貧困世帯13万人は「お前ら貧乏人は、食べられる野草でも探してこい!」「つくしとか食べられるんちゃうか(笑)。知らんけどなww」
西宮市100周年は、西宮市に住む貧困世帯約13万人に対し「お前たちには存在価値を認めてないから。西宮市から出ていけよww」と言っているんです。
「文教住宅都市として市民の福祉増進」「市民生活重視のまちづくり」とか、気負った表現で事業方針の趣旨を高らかに語っているくせに、実際はこんなもんです。
※文教住宅都市とは、良好な住宅環境、充実した教育施設、歴史的・文化的な名所。これら三つが整った都市を指します。
キャッチフレーズは「たのしみや にしのみや」らしいですが、「くるしみや にしのみや」の方がはるかにしっくり来ますね。