甲南大生自殺事件 いじめた元部長らは女性たち!裁判長は「男なんだから耐えろよ」と判断??

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©N係長

神戸市の甲南大2年の男子学生が2018年、「学祭の模擬店の売上金3万円を横領した」と当時のクラブの部長らに詰められ、情報が学内に拡散し、自殺した事件。甲南大生自殺事件です。

2024年6月19日。その学生さんのお母様が5000万円の損害賠償を求めた訴訟判決で、神戸地裁は名誉棄損を認めるものの、たった100万円の支払いを元部長らに命じました。

人の命が「たった100万円」。

この事件はかなり陰湿ですよ。自殺された学生さんは強制退部させられ、SNSで一斉に「こいつはとんでもない奴だよ」と情報を拡散され、他のクラブからも「ブラックリスト扱い」を受けて、入部を拒否されて・・・

元部長らとは、部長と副部長。ともに女性。女性の陰湿さが嫌というほど現れた事件ですね。たぶん、以前からこの男性のことが気に入らなかった。横領をでっちあげて、退部に追い込んで高笑いしていたのでしょう。

事実、裁判所では横領の事実が認められておりません。

ですが、自殺との因果関係は認められませんでした。遺書には、はっきりと”クラブでの横領事件による精神的ダメージが原因”と記載があるのに。

男性である河本寿一裁判長は「男がこれくらいのことで自殺するなんてどうするんだ?情けない」とでも思ったのでしょうか。「こんなことくらいで抗議の自死をするなんて。女性の元部長らも殺すつもりなどなかったであろうよ」という感じですね。

もし、元部長らが男性であれば、風向きは変わっていたのでしょうか。

他にも責めを負うべき連中は大学関係者です。自殺された学生からの訴えをまったく無視した。なぜか。この点が甲南大生自殺事件の闇なんですよね。

学生は生前、学内の「キャンパス・ハラスメント防止対応委員会」に苦情を申し立てていた。同委が「ハラスメントと認定しない」との結論を出した約1カ月後、学生は命を絶った。

毎日新聞 2020/3/29 甲南大生自殺、ハラスメント委調査「闇のまま」 議事録非開示 外部専門家参加せず https://mainichi.jp/articles/20200329/k00/00m/040/206000c

実は、この当時のハラスメント委員会の委員長は女性なんです。当時は副学長で、現在は甲南大学の学長をしている中井伊都子なかい いつこ氏。

国連人権理事会諮問委員まで務めた、人権の専門家です。自殺された学生さんは、この中井伊都子氏と直接面談もされている。が、無視された。

理由はなぜか??被害者が男性で、加害者が女性だったから。女性を庇いたかった。こんな人間が人権の専門家とは笑わせてくれる。そしてこの女が、今の甲南大学の学長なんです。

上記は私一人の見解ではなく、アカデミックハラスメント情報資料室様でも、一部疑義を呈しておられます。

もちろん戦後日本の大学という構造的な問題もあります。

極左学生の全共闘時代からあさま山荘事件まで振り返り、日本の大学教員に大学の自治能力がないことは半世紀以上前から明らか。昨今では、カルト宗教のダミーサークルに対して有効手段が取れず、放置している状態。

こんな自治能力、訴訟能力に関して徹底的に無能を証明し続けている大学教員、大学職員の連中にしか救いを求められなかった学生さんの悲しみ。どうすることもできない悔しさ。2次被害。

遺書の詳細は確認しておりませんが、大学側にも十分に責任があるのではないか。

甲南中学、甲南高校は男子の私立中高一貫校。なぜ黙っている??この自殺された学生は甲南中学からのエスカレーター組ではなかったのか。大学から共学とするのは構わないが、女性たちの横暴な振る舞いを見て見ぬふりか??

偏差値はともかく、甲南中は西日本でもっとも由緒ある私立中学のひとつ。歴史、伝統では灘中学よりも格上。甲南大学で身内が辱しめられた上、死なせてしまったんです。だんまりを決め込むのはあまりにも情けない。恥を知れ。

反論があるならば、中井伊都子氏、裁判長の河本寿一氏、正々堂々とメディアの前で発言されよ。あなたがたの時代錯誤、価値観の古さはもう現代日本では通用しない。そこにはひとかけらの正義もない。

※この重大事件に関し、また進展がありましたら追記いたします。

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