みなさんは二郎系ラーメンをご存じでしょうか。
「注文方法が難しそう・・・」「量が多い、デカ盛りラーメンですよね?」「店員さんが怖くて入りにいイメージ」
残念ながら、すべて正しいです(笑)。関西の二郎系ラーメンは特にそうですね。
今回は、地元西宮でおススメの二郎系ラーメン屋さんをご紹介します。このお店は二郎系初心者の方にも入りやすいラーメン屋さんです。
NOODLE HOUSE らみょん 阪神西宮が最寄駅の二郎系ラーメン
その名は「NOODLE HOUSE らみょん」さん。最寄り駅は阪神西宮駅。徒歩10分以内。札場筋に沿って北に進み、2号線を超えたところにあります。場所はやや分かりにくいです。住宅街にポツンとある。初回はグーグルマップを利用してご訪問をお勧めします。
昼間もやっているみたいですが、私は夜の部の18時~22時にしか訪れたことがありません。人気店で、18時半に行けば、もうお店の前に列が出来ています。
基本的に、店員さんが一人でワンオペで回しています。
もし列が出来ていれば、そのまま列に並んでください。店員さんが店の外に出てきて、「2名の方、お入りください」と呼びに来ます。先に食券を買うシステムではありません。
もし列がなくても、そのまま店内に入ろうとすれば、「まだ席が空いてませんので、外でお待ちください」と言われる場合も。
店内はカウンターが4席、テーブルも4卓。こぢんまりしたお店です。一人でもテーブルが空いていれば、カウンターではなくテーブル席に。店の方が座る座席を決めるんですよ。
食券を購入して、席に着けば、備え付けのオーダー用紙に赤ペンで〇をつけていきます。
あとは店員さんが水を持ってくるときに、受け取りに来ます。そのまま渡せばOKです。上記のオーダー用紙を見ると、黒文字で記載されているのがデフォルトっぽいですが。
らみょんのラーメンはあっさり系なので、にんにくがないとパンチがないと思うかも。個人的に二郎系はにんにくがデフォルトだと思っています。
初回訪問時は、基本の「白らみょん」一択です。二郎系は極太麺が主流ですが、このお店はちぢれ平打ち麺でつるり。R,M,Lサイズとありますが、Mサイズでも成人男性であればペロリだと思います。
二郎系ラーメンらしからぬほど、あっさり系で、食べやすいラーメンです。
この店舗は一般的な二郎系ラーメンと違って、特殊な注文方法がありません。「やさいマシマシ、にんにくマシ~」などとコールする必要がありません。オーダー用紙に書くだけです。
二郎系初心者の方にとっても、一番入りやすいお店。女性の方でもお一人で大丈夫。店内もおしゃれなインテイリア。
食べログでは車いす可とありますが、まず電動車いすは入らない。普通の車いすでもちょっと厳しいと思いますね。入り口のドアが狭い。スロープの幅も狭かったような。
二郎系ラーメンを一度食べてみたいという方には一番オススメできるお店です!西宮市民の方も、市外の方もぜひ一度ご訪問を!!
※以前は、ラーメンを食べ終わる頃に、店員さんが「リンゴ酢」を口直しに持ってきてくれましたが。近頃はなくなったのかもしれませんね。
二郎系ラーメンの補足知識
私の二郎歴は、関東の大学時代から始まり、本元のラーメン二郎さんも支店含めて何店舗か訪問。二郎系ラーメンも多数訪問しました。関東発祥のデカ盛りラーメン。
一般的な二郎系ラーメンでは注文方法が変わっていて、座席につくと、店員さんから「にんにくいりますか」など聞かれます。その際に「全マシ」とか「野菜ちょいマシ、にんにく・あぶらマシマシ」とかコールをするんです。
この変わった注文方法もまた二郎系を人気にした要因です。玄人っぽくてラーメン好きに”はまった”ところがあるかもしれません。ですが、「お客に店の独自ルールを従わせる」ことが行き過ぎてしまい、店員とお客との間で支配ー従属関係のようなものができてしまったんです。
お店によっては、店員がだいぶ横柄となり、コールがさっと出来ない場合は「遅いよ。もうだめ!」とか「早く言って。どうすんのよ?」とか、お客にダメ出しをするお店も出てきました。関東は激戦区なので、そういったお店は淘汰されます。
ですが、関西含め、田舎には二郎系も少ない。関西はそもそも本元のラーメン二郎も京都店の一店舗しかない。淘汰されず、ぶよぶよのまずい麺を出そうが、ラーメン屋御用達の「スープの素」で作った”なんちゃってスープ”で適当に作ろうが、「デカ盛り」で全てを許されるような傾向にあります(笑)。
お客さんが「予習」してからでないとお店に行けない。本来、飲食店としては失格なのですが、残念ながらそれがまかり通ってしまっています。
もし他の二郎系ラーメン(二郎インスパイア系)、本元のラーメン二郎に行く際は、グーグルなどの口コミを確認し、訪れるようにしたほうがいいでしょう。