障害年金申請は精神障害者手帳3級ではムリ!?

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©N係長

2024年の共通試験が終わりましたね。国語、英語のリーディングが難しかったとか。

その分、数学と理科が割と解きやすかったとも。またチャレンジしてみたいと思います。

Refugeesは着々と、いえ、カメの歩みのごとく進んでおります笑。

代表である私も精神障害者手帳3級を有し、日々の生活に苦しんでおります。なかなか活動を行えてなくて、ホント申し訳ございません。

少し論点を変えます。みなさんは、精神障害者手帳3級に意味があるとお考えでしょうか。

精神障害者手帳であれ、身体障害者手帳であれ、結局は障害年金の申請くらいしか意味がありませんよね。要は、おカネです。

精神障害3級では、年金申請は出来なくはありません。しかし、生活保護同様に、入口で断られることが多い。

かかりつけの医師が「あなたはそれほどの精神障害ではないですよ。とりま手帳だけ持っておくということで。3級なら通りますから」というのが、精神障害手帳3級の立ち位置です。

障害年金の申請には、年金事務所にまず相談予約。その際に、「医師の診断書は必ず必要ですから。もし医師が書いてくれないのであれば、ムリですよ」とはっきり言われます。

その後、かかりつけの心療内科の医師に、恐る恐る障害年金を切り出すと「いや、それほどでもないんで」と即お断り。

実態をよく知らない人間は、「障害年金申請は精神障害者手帳3級でも出来ますよ!何を勘違いしているんですか?」と。

いやいや、手帳申請時に、3級くらいしか貰えない診断書を書いた医師。つまり、「症状がそんなに大したことないですよ」という診断書を書く医師が、どうしたら障害年金申請時の診断書では、腕まくりをして「通る診断書」を書いてくれるのか。

ここがリアルな世界です。たまに「精神障害者手帳3級でも障害年金に通りました」という声をお仲間から頂戴することも。

その場合は、ほぼ確実に病院を変えています。つまり、障害年金申請のために、心療内科を変えて、自分の症状に「理解のある医師」に診断書作成をお願いしているんです。

ですから、もしみなさんが現在精神障害者手帳3級の場合、障害年金を申請しようと思えば、病院(医師)を変えるしかないということです。

誰も教えてくれませんが、障害年金裏マニュアルとでも言うのでしょうか。

医師が自分の症状に理解を示してくれるかどうか。医師の診断書が全てです。

精神疾患で苦しんでいる方が、いくつもの心療内科を巡り歩き、「理解のある医師」を探す。そんな体力などあるわけもなく。運の要素が大きい。生活保護同様に、簡単にもらえるようなものじゃない。実態は甘くないんですよ。

障害年金の申請時には、たしかに申請者ご本人様も病歴などをご自身で記入する書類(病歴・就労状況等申立書)がございます。これは手書きでも、ワードで入力しても構いません。

ですが、まったく参考にされません。申請者がいくら丁寧に長文で、手書きなら気持ちも伝わるだろうと、頑張って手書きで書く。意味がありません。

客観的なモノが唯一の判断材料。それは医師の診断書なんですよ。年金事務所でも”この程度”の知識は教えてくれます。確認されてもいいかもしれません。

実際、年金事務所の予約相談時に、病歴・就労状況等申立書をその場で書く人もいるとか。書き方が分からないというのもあるでしょうが、

年金事務所の相談員の方も、本音では”別にやっつけ作業で仕上げてもよいもの”という軽い認識があります。

もし本当に障害年金の審査結果を左右するものであれば、「いやいや。一度家にお帰りになって、じっくり考えて記入してきてください」というでしょうから。

結論。生活保護申請と同様、たかだか精神障害者3級程度では、障害年金の申請すら難しいのです。

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